ZABADAK 40周年特別号の通販スタートのお知らせ
- TANPENS 編集室

- 8月8日
- 読了時間: 3分

ZABADAK40周年!
ZABADAKが、結成40周年を迎えました。
40年。
ひとつの音楽を作り続けるということ。聴く人の人生のそばで、長い時間、鳴り続けるということ。
数字で書けばたった二文字ですが、途方もない年月です。
僕がZABADAKの40周年記念誌を作ることになったきっかけは、神戸のライブハウス・チキンジョージでした。

チキンジョージの45周年記念本『おい!チキンジョージ』を作るため、たくさんのミュージシャンや関係者にコメントを寄せていただきました。その中に、小峰公子さんのコメントもありました。
そこに書かれていた話が、とても面白かったのです。
音楽の話とは全く違う打ち上げのときの話で、チキンジョージに出入りしている人間にとっては、ああそうだそうだ、と膝をうつような、含蓄?のあるコメントでした。
どんな人だろう
ぜひ会ってみたい。
チキンジョージの本を編集し終わったころにZABADAKがチキンジョージに来ました。
素晴らしいライブでした。

ステージから流れてくる音と歌に、完全に引き込まれました。
ライブが終わったあと、感動したことを伝えたくて、あいさつに行きました。
そのときは、まさか自分がZABADAKの本を作ることになるとは思っていませんでした。
けれど、話をしているうちに、40周年に合わせて何か形に残るものを作ろうということになりました。
最初は小さなZINEを作るような気持ちだったと思います。
そこから東京へ行き、小峰公子さんに長いインタビューをしました。
ZABADAKがどのように始まり、どんな音楽を作り、どんな人たちと出会ってきたのか。吉良知彦さんと小峰さんが、何を考えながら歩いてきたのか。
資料を集め、過去の作品を聴き、言葉を読み、歴史をたどりました。
調べれば調べるほど、ZABADAKという音楽の深さに驚かされました。
吉良知彦さんの音は、簡単には説明できません。
ロックであり、ポップスであり、民族音楽のようでもあり、遠い昔から伝わる物語のようでもある。聴いたことのない音なのに、どこか懐かしい。
そして、その音の中に置かれる小峰公子さんの言葉。
風景や物語を感じさせながら、聴く人それぞれの記憶に触れてくる。美しいだけではなく、ときに強く、ときに厳しく、それでも最後には人間を信じようとしている言葉だと思いました。
今回の本を作るうえで、何より強く感じたのは、小峰さんの吉良さんとZABADAKへの深い愛情でした。
吉良さんが作った音楽を大切に抱えながら、それを現在の音として鳴らし、未来へ手渡そうとしている。
インタビューの言葉にも、選ばれた写真にも、年表にも、寄せられたコメントにも、その思いが込められています。
そうして完成したのが、
『THE TANPENS 増刊 ZABADAK40周年特別号』
です。

6月に横浜赤レンガ倉庫で開催された40周年ライブは、あいにくの雨でした。
それでも会場にはたくさんの人が集まり、ライブは大盛況となりました。
40年間ZABADAKを聴き続けてきた人。途中から出会った人。久しぶりに会場へ足を運んだ人。そして、これからZABADAKを知っていく人。
それぞれの時間が、あの会場で重なっていたのだと思います。
本を作りながら感じたのは、ZABADAKは40年の歴史を持ちながら、いまも新しい音楽として鳴っているバンドなんだと。
今回の一冊には、その40年の歩みと、ZABADAKを愛してきた人たちの思いを、できる限り詰め込みました。
昔からのファンの方には、これまでの時間を振り返る一冊として。
最近ZABADAKを知った方には、その音楽の奥深さに触れる入口として。
そして、まだZABADAKを聴いたことがない方には、こんな音楽が40年も日本で鳴り続けてきたことを知るきっかけとして。
ぜひ、手に取ってください。
THE TANPENS 増刊 ZABADAK40周年特別号
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