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TANPENS.COMはWEBマガジンになりました!

執筆者の写真: TANPENS 編集室
TANPENS 編集室
7月20日
読了時間: 5分
リニューアルサイトホーム画面
リニューアルサイトホーム画面

WEBマガジンはじめました


令和元年7月20日に創刊した「THE TANPENS」


今年で7年がたちました。

7周年を記念してというか、もともとやってみたかったというのもあるんだけれど、紙媒体のほかにWEBマガジンをはじめました。

なんどか作り直して、やっと読みやすいページに仕上がりました。自画自賛です。もうお笑い芸人のAMEMIYAばりに「WEBマガジンはじめました~♪」と歌いたい気分です。

さてこのサイトでは、今までのアーカイブや、記事にできなかった取材のこぼれ話、紙面の都合でカットしてしまった面白いインタビューなど、WEBならではの記事を掲載したいなと思っています。楽しみにしてください。


TANPENSってなに?


思い起こせば7年前…どこかの挨拶的なテンプレートでしゃべるとかたっ苦しいのですが、創刊時はいまのような「総合カルチャー誌」ではなく「インディーズ作家の活躍の場をひろげよう」として短編小説のフリーマガジンとして出発したんです。

もうお気づきですね

そうTANPENSは「短編小説」から来てるんです。

7年前はインディーズで小説を発表する方法として「文学賞の公募」「投稿サイト」くらいしかなかった。かくいうう僕もネットに小説をずいぶん投稿しました。当時もそうですが投稿小説の世界は「いいもの」よりも「読まれるもの」、閲覧数やイイネの数で作品のよしあしが決まる。紙をめくることでしか味わえない作品もあるのだけれど、それは埋もれてしまう。どうしたらいいんだろう。

いまでこそ「文学フリーマーケット」という大規模イベントがあるけれど、見知らぬ作家の小説を気軽に手に取ってもらう方法がなかった。それで1500文字程度の短編小説をフリーペーパーにしたんですよ。ほら美容室や喫茶店でなんかフリーペーパーがあれば手に取るでしょ。知らない作家でもふと読んでしまう。そんな時間を作りたかった。


2019年7月20日創刊号発刊
2019年7月20日創刊号発刊

創刊号の特集は「夏」。4人のインディーズ作家の珠玉の短編を掲載しました。

で、表紙になっているのは日本発のマスロック/ポストロック系インストゥルメン タルトリオ paranoid voidのギターMeguriさん。須磨の海岸で撮影しました。このとき僕はまだカメラ持ってなくて、知り合いのカメラマンさんにお頼みしたんです。僕は立ち会っただけなんだけど、「おれ、雑誌作ってるぜ」って気分になりました。8ページのうすい雑誌でしたけどね。




ローカルカルチャー誌


創刊号のときから小説のほかに必ずアーティスト紹介をいれるようにしてました。小説だけだと雑誌にならないなあって思ったんです。僕も小説を書いていましたから、好きなものだけ集めると雑誌ではなく冊子になってしまう。雑誌って「雑」であることが大切だなって、雑誌オタクの僕は思うんです。

あ、雑といっても「雑にあつかう」の「雑」ではなく、「雑種」の「雑」です。いろんなものが混じってるのが雑誌なんだと思うんです。

で、何号か出してくるうちに本格的に雑誌を作りたくなったんです。それこそ小説を書いたりするよりも雑誌をつくることが楽しくなったんです。で、見回してみると地方ローカルのカルチャーを紹介する雑誌がない。旅行やグルメの本ばかり。みんながやらないのなら自分がやろう、そう思ったんです。

それが今の「THE TANPENS」です。


WEBから紙へ、そしてWEBと紙の共存へ


もともとTANPENSは「インディーズ」のための雑誌です。

そのために僕はフリーペーパーを作りました。そのあともっと本格的な雑誌にしようとして有料化しました。ページ数は少ないながらも「TANPENS POCKET」というフリーペーパーも出しています。

で、出してみてわかったことなんですが、僕が青春時代を送っていた平成時代と今の令和は雑誌のありかたが違ってきた。

昔の雑誌は新聞ほど速報性はないけれど詳しい話が、専門書よりも詳しくはないけれど手軽に「情報」を入手できるいいバランスを持った媒体でした。 でもその役割は終わり、WEBが引き継ぎました。これは仕方ありません。時代の流れです。CDも売れなくなったんです。「情報」もネットの世界がちょうどいい。

だけど紙の雑誌が完全に使命をなくしたかというとそういうわけではありません。

なんといっても紙は「実際に手にとることができる」というお宝感です。

実際THE TANPENSの売り上げの多くが、特集で組んだ関係者やファンの方々です。「ありがとう」「知らないことがいっぱいあった」「こんなに紙面をさいてくれてうれしい」と喜びのお声をたくさんいただきました。

ああ、今雑誌は新聞よりも詳しく、書籍よりも手軽な「グッズ」なんだなあと思ったんです。それがこれからの雑誌の役割なんだなあと。

でも、いろんな人に知ってもらいたい。多くの人に明石神戸にはすごい人がいるんだよと、有名無名にかかわらず、人には物語があるんだよと知ってもらいたい。

そのためには、どうしたらいいか。

それでWEBから飛び出した僕はもう一度ネットの世界に戻ろうと思いました。

取材したことを出し惜しみせず、時間の許す限り(そして取材先の了承さえ取れれば)ここに投稿していこうと思っています。


そこで気に入ったアーティストやお店があれば、ぜひ足を運んでください。そして時々でいいのでTANPENSも買ってください。

情報だけでは味わえない「所有する」という喜びがあなたに訪れるはずです。


なにはともあれ、TANPENSは「WEBマガジン、はじめました」


THE TANPENS2026春号
THE TANPENS2026春号


THE TANPENS2026年春号


TANPENS最新号は120ページの大特大号。特集は「ぶんぱくプレイバック」明石市立文化博物館の1年間を追いました。特に明石在住の画家・絵本作家のたなかしんの夏季企画展「そうぞうのかけら」は必見。新連載シリーズ「ひとに物語あり」第1回は加古川の新進気鋭のラーメン店『なやんだらここ』代表木村 亮佑さんが、いかにラーメンに出会い、救われ、そしてラーメンで世界を変えようとしているのかを物語ります。


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