糀のある生活vol.10
- こうじや京作

- 2024年6月5日
- 読了時間: 3分

<旬を味わうあまざけ>
こうじや京作十五代目 髙木 紗央里
気候が良く過ごしやすい時期は短いもので、もう六月梅雨の時期ですね。先日お客様とお喋りしていて「今年ももう半年が過ぎよるね。」の言葉にハッとなぜか焦りを感じてしまったのですが…私だけでしょうか(笑)梅雨の鬱陶しさも吹き飛ばして残り半年もいいものしていきましょう!ということで、今回は身体の中から元気になれるフルーツあまざけのご紹介を。フルーツあまざけとは言葉のままフルーツとあまざけを混ぜ合わせたもので、合わすフルーツによって目にも鮮やかで一味違ったあまざけが楽しめます。
まず、あまざけは栄養素が豊富でビタミンも多く含まれており〝飲む点滴”と言われています。毎日少しずつ摂取することで腸内環境を整えてくれますし免疫力を高める効果もありますよ。あまざけについて詳しくお話させていただいた回(THE TANPENS 31号)もございますのでそちらもご覧いただけるとよりあまざけの魅力を感じていただけます。そんな身体に良いあまざけを江戸時代には夏バテ防止に飲まれていたので、まさにこれからの時期にピッタリ。そして旬の食材は、新鮮で美味しいですし栄養価が高いですよね。我々の体は季節や気候によって必要な栄養素も変わってくるので、旬のものを旬の時期に食べることで健康的に過ごすことが出来ます。フルーツには抗酸化作用があるものやビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なものも多くあります。「旬を味わうあまざけ」と題したように、旬のフルーツとかけ合わせて美味しく続けられる夏バテ防止対策を今の時期からしていただけたらと思います!

さて、作り方はとても簡単ですよ。あまざけに旬の果物を入れてお好みの薄さになるよう水を加え、ブレンダーをかける。ブレンダーがなければお好みのサイズに切ってもらうかフォークで潰すだけでも美味しいフルーツあまざけの出来上がり!例えば、苺あまざけを京作のあまざけで作る場合の割合は、苺一〜二粒にあまざけ大さじ二強、水大さじ二で出来ます。パイナップルあまざけも、ピンポン玉くらいの大きさのパイナップル一つにあまざけ大さじ二強、水大さじ二の割合で美味しく出来ました。そのほかにも、ブルーベリーやキウイフルーツ、いちじくや桃など旬のお好きなフルーツで。割合は使うあまざけや果物にもよりますので、ぜひ色々試してお好みの味を見つけてくださいね。
フレッシュなフルーツの味を楽しみたいなら作り立てをグビッ!も美味しくていい。ですが、ぜひオススメしたいのはフルーツあまざけを一晩冷蔵庫で寝かせてから飲むこと。糀の酵素の働きでフルーツを消化吸収しやすくしてくれます。さらに、フルーツ本来の美味しさはそのままに強い酸味やえぐみをまろやかにしてくれて飲みやすくしてくれますよ。混ざり合った食材の旨味や味の特徴の美味しさを最大限に引き出してくれる糀のなせる技を感じられ驚きました。
フルーツあまざけにも、今回ご紹介したものとまた違ってフルーツ糀と言うフルーツと糀を発酵させて造るものもあるのですが、それはまた別の回でお話したいと思います!では、次回も糀に纏わるお話をさせていただきます。お楽しみに。




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