糀のある生活vol.14
- こうじや京作

- 4月20日
- 読了時間: 3分

〈一役買います塩糀 第三弾〉
こうじや京作十五代目 髙木紗央里
待っていました第三弾!なんてお声が聞こえてきたら嬉しいです。万能調味料である塩糀の活用法、第三弾。今回ご紹介するのは塩糀で造るクリームチーズです。塩糀でクリームチーズ?ハテナが飛びますよね。「京作さんの塩糀がいい仕事してくれるのよ。」と嬉しいお言葉。実は、この造り方はお客様から教えていただいたのですが、伺った時は塩糀でクリームチーズ?見当もつかず…。食べてみてなるほど!クリームチーズやったら甘いのにもご飯のおかずにも使える。さすが万能やわ塩糀!と感動してしまいました。
そんな塩糀クリームチーズ、造り方はとっても簡単で用意するものはヨーグルトと塩糀だけ。パックに入ったヨーグルト四〇〇g入に塩糀を大さじ一杯入れてよく混ぜます。ザルにキッチンペーパーを敷いて、その上に塩糀と混ぜ合わせたヨーグルトを流し入れます。あとはラップをして冷蔵庫に入れて一日〜三日程置きます。一日だとなめらかなクリームチーズに。三日程置くとしっかり水切りされて少し固さが出て、チーズ感が増しますよ。出来上がったら、要冷蔵で三日間くらいを目安になるべく早くお召し上がりくださいね。
そのままパンやクラッカーにのせてハチミツをかけても美味。おやつタイムにこのセットを出してきて食べるのですが、満足感があり最高。あとは、ハンバーガーに乗せて食べるのも美味しいですよ。レタスやキャベツなどサラダにのせてオリーブオイルと黒胡椒をかけたり、醤油糀との相性も抜群ですよ。それからお酒を呑まれる方にもオススメ!ドライフルーツやナッツと塩糀クリームチーズを混ぜてオシャレなおつまみに。ワインが進みますね。
この塩糀クリームチーズに使うヨーグルトの原材料は、生乳だけのものを選んでもらうのがオススメです。塩糀は米糀と塩、水を発酵させたものなので、添加物は入っていないクリームチーズを造ることが出来るのが嬉しいポイント。カチカチに固まったクリームチーズではなく、パンに塗っても伸びがよく塗りやすい、クラッカーにのせても流れることがない程よい固さなので色々使い易いです。塩糀が味の決め手であり発酵の力を発揮してくれますよ。さすが一役買います塩糀。
ヨーグルトによって味が変わるのも楽しいです。酸味が強めのヨーグルトなのか酸味少なめまろやかなヨーグルトなのか。お砂糖入なのかプレーンヨーグルトなのか。そして、塩糀大さじ一杯のところ二杯にすると、より塩味の効いたクリームチーズになりますよ。実は、京作は「ぬか床のある暮らし」も実践中なので、今度はこの塩糀クリームチーズをぬか漬けにしてみようと考え中。お菓子作りにも使いたいなとワクワクが止まりません。さらに、ヨーグルトから水切りされたホエーを捨ててしまうのは勿体無い。栄養価の高いホエーは、シチューやカレー、グラタンを作る際に水や牛乳の代わりに入れると酸味とコクが出てより深い味わいに。その他にも、ホエーと牛乳があればリコッタチーズが出来ますよ!発酵食品は余すことなく使えるのも良いところですね。塩糀クリームチーズ、ぜひ皆様にお試しいただきたいです。
発酵の世界は奥深く面白い。皆様も「糀のある暮らし」を始めてみませんか。次回も糀に纏わるお話をさせていただきます。お楽しみに。



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