第4話「明石城だゾウ!」
- アケボノくん

- 5月20日
- 読了時間: 3分

ボクはアカシゾウ。名前はアケボノくん。明石市立文化博物館の学芸員さんに、明石の歴史を教えてもらっているんだ。この間は明石の産業について教えてもらったんだけど、今回はどんなお話を聞かせてもらえるんだろう?楽しみだなぁ!
あ、須貝さん!よろしくお願いしますだゾウ!
「やあアケボノくん。今日は明石のお城についてのお話だよ。」
わーい、楽しみ! ねえ、明石って西の端の大切な場所って前に聞いたけど、お城とかっていっぱいあったの?
「うん。今も砦跡が遺されているし、明石川の西側には船上城っていうお城もあったんだよ。今の神戸市西区にも枝吉城っていうお城があって、これが別名明石城と言われてた時期もあったんだ。」
へー! お城があったってことは戦いとかもあったの?
「そうだねえ。豪族同士の小競り合いはあったと思うけど、戦国時代には赤松氏の配下であった別所氏が治めていて、ある程度落ち着いていたみたいだよ。」
じゃあ船上城は何のためにあったの?
「秀吉がいた頃に、淡路攻めっていうのがあって、淡路に渡るために明石を拠点にする必要があったんだ。その頃はまだ今の明石城はなかったから船上城を中心にしていたんだ。明石は昔から淡路や四国へ渡る要所だったから、港を作って海を見張っていたんだと思うよ。」
なるほどー。他にはどんな人が明石にいたの?
「明石氏一族や黒田官兵衛の先祖がいた説があったり、キリシタン大名の高山右近も約二年間くらい明石にいたんだ。」
すごい! 歴史の勉強してたら聞いたことある人ばかりだゾウ!でもたくさんお城があったのに、なんで明石城をつくったの?
「今の明石城は江戸時代に作られたんだけど、西国大名を見張るためと言われているんだ。姫路城もあったけれど、もし戦になって姫路城が破られた時に大坂までの道を守るためだと思うよ。あ、実は明石の城下町の区画整備やお庭づくりに、あの宮本武蔵も携わっているんだ。ほら、明石公園内にも武蔵の庭園があるでしょ?」
えー!
宮本武蔵って確か有名な剣豪なんだゾウ! そんな人が明石の町を作ったんだー!
そういえばなんで明石城には天守閣がないの?
「三層の櫓というのが、天守閣と同じくらいの建物と言われているから、必要はなかったんだと思うよ。」
えっと、それって巽櫓と坤櫓のこと?
「そう。それに天守閣を作るとそこが攻撃目標になることがあるんだ。明石城のお堀は深くて、実は結構防御機能も持っていたようだけど。でも本当の事をいうと天守閣を作るのにものすごくお金がかかるからかなあ(笑)」
そっかあ。天守閣がないのは残念だけど、争いが起きなくて良かったゾウ。今回もすごく楽しかった! 次のお話が楽しみ!またねー!
「また来てね! アケボノくん。」



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